報告が相当遅くなりましたが、12月15日に第3回天体観測会を、12月20日に第4回天体観測会(木星観測会)を、1月27日に第1~4回の天体観測会の振り返りを全てオンラインで実施しました。
第2回・第5回以降の天体観測会の報告はこちら→https://kaijo-chigaku.com/category/astronomy/%e5%a4%a9%e4%bd%93%e8%a6%b3%e6%b8%ac%e4%bc%9a%e3%81%ae%e5%a0%b1%e5%91%8a/
まずは第3回から。この回では、12月によく見ることができるふたご座流星群を見ようとしました。ふたご座流星群がどんなものか知りたい方は、この画像を見てください(このページに出てくる画像は基本的に観測会の振り返りスライドからの抜粋です)。
しかし、この観測会では、流星群を観測することができませんでした。原因として考えられるのはこの4つですかね…。
ちなみに、観測会実施日にとある先輩は比較明合成というのを使って星の写真を撮ったそうです(流星群らしきものは映っていませんでしたが)。
次に第4回。この観測会では木星と土星の接近の様子を観察しました。概要は以下の通り。2020年12月の接近はかなりレアなものということがわかると思います。
観測会当日は天気が晴れていて、木星と土星の接近の様子がよく見えました。ちなみに、観測会でやる予定だったメインイベントが成功したのは今回が初めてでした(詳しくは後述)。
木星と土星は西側の地平線近くに見えていたので、一部の人は見ることができませんでしたが、ほとんどの人が、接近している様子をしっかり見ていました。ちなみに、観測会の時、木星と土星はとても接近していて(3、4回目?)、肉眼では同じ星に見えました。また、一部の人は、望遠鏡越しに土星の環を見ることができたそうです。
さらに、この観測会では火星や月なども見ることができました。
最後は、観測会の振り返りの報告です。といっても、説明することが無いので、振り返りスライドの一部を掲載するだけにします(最後の方の黒いスライドは、第2回観測会の時に作ったスライドなので振り返りスライドではないのですが)。
これで、観測会等の報告を終わります。参考資料は以下のものです。
- 西村祐二郎・杉山直(監修)『七訂版スクエア最新図説地学』(第一学習社 2019)
- アストロナーツ『星ナビ 12月号』 2020
- 国立天文台「火星最接近2020」https://www.nao.ac.jp/astro/feature/mars2020/(2021年4月5日閲覧)
http://cleantalkorg2.ru/