こんにちは。突然ですが、皆さんは化石は好きですか?僕は大好きです。化石が好きだから地学部に入ったと言っても過言ではありません。化石は、今はもういない生物(古生物)の姿や骨格などを今見ることができます。そんな化石、僕はロマンの塊だと思っています。
さて、このページでは、化石ないし古生物の情報・魅力を、優しく詳しく書いて行こうと思います。皆さんに、少しでも古生物や化石について知ってもらい、「化石おもしれー」と思ってもらえたら嬉しいです。それでは、どうぞ。
・そもそも、古生物ってなに?
そもそも、古生物って何でしょうか。古生物とは、その名の通り古代に生息していた生き物のことです。詳しく言うと、化石によって類推される過去の生物、つまり化石を見て「こんなやつじゃね?」と想像した生物のことです。
・カンブリア紀最大級の肉食生物 アノマロカリス
さて、今回紹介するのはアノマロカリスです。「この古生物は知っている」という方も多いのではないでしょうか。アノマロカリスは、カンブリア紀最大級の肉食生物です。カンブリア紀とは、約5億4200万年前から約4億8800万年前のことを指します。
・アノマロカリスの特徴
アノマロカリスの特徴は、何と言ってもその独特な姿です。飛び出した2つの眼、頭部の前の1対の太い触手、体の左右には泳ぐためのヒレみたいな物が約12対あります。
主に三葉虫を食べていたと言われますが、アノマロカリスの口では三葉虫は硬すぎて食べられなかったという説もあります。
・アノマロカリス名前の意味は?
アノマロカリスの名前の意味は「奇妙なエビ」です。この名前は、先ほど説明した触手の化石を昔の学者が見た時に「これエビっぽいな」と思ったらしく、その触手の化石にアノマロカリスとつけました。
その後、アノマロカリス全体の化石が見つかり、それに伴い全体の化石をアノマロカリスと呼ぶようになりました。
ご閲覧ありがとうございました。