2023夏合宿@山陰海岸

2023年度夏合宿

この記事では、地学部の夏合宿として7月31日から8月2日にかけて
山陰海岸ジオパークに行ってきた際に寄った各場所について紹介させていただきます。

山陰海岸ジオパークに夏合宿に行ってきました

山陰海岸ジオパークとは

 現在(2023/09/07時点)日本に10地域しかないユネスコ世界ジオパークの一つで、京都府、兵庫県、鳥取県の日本海に面する6つの市町から構成されています。

 面積は2458.44㎢と、東京都より少し広いくらいだそうです。

なぜ山陰海岸ジオパークなのか?

 今回山陰海岸ジオパークが行き先になった理由はいくつかあり、そのうちの主な理由としては、神鍋山や玄武洞などの地質的な見どころが多いこと、星が東京都と比べて圧倒的にきれいそうなこと、本州なので新幹線や特急を乗り継げば2泊3日で行ける範囲だということが挙げられます。

1日目(7月31日)

往路

06:50 東京駅にて集合

07:39 新幹線に乗って京都駅へ

09:51 京都駅到着

10:25 特急はしだてに乗って天橋立駅へ

12:35 天橋立駅に到着 

    ここまでで出発から6時間近くが経過、天橋立の遠さを感じました。

天橋立・傘松公園(京都府宮津市)

 天橋立は、日本三景の一つとして知られる砂州で、昔から神聖な場所として扱われてきた景勝地です。

 砂州とは、水の流れや風によって運ばれた土砂ででき、入江の一方の岸から対岸に届いているか届きそうになっている州のことで、砂嘴が伸びたものも含まれます。

12:45 天橋立到着

50分ほどかけて実際に歩いて渡りました。

13:50 渡り終えた後、リフトを用いて傘松公園に到着(リフト代往復680円)

傘松公園では、伝統的に行われているという股覗きを部員全員で行いました。まるで空に橋が架かっているかのように見え、天橋立の名前の由来を感じ取ることができました。

↑傘松公園でまた覗きを行う部員たち

琴引浜・琴引浜鳴き砂文化館(京都府京丹後市)

 歩くとキュッキュッと音の鳴る鳴き砂という砂で有名な琴引浜というところに行きました。

鳴き砂は、砂に含まれている石英同士の摩擦によって音が鳴るそうです。

15:40 琴引浜鳴き砂文化館

 ↑徒歩で15分ほどの琴引浜に向かい、実際に鳴き砂を鳴らしました。

17:00 琴引浜鳴き砂文化館出発

 大量の鳴き砂を一気に鳴らす装置や、鳴き砂の量の差による音程の変化を体感できる展示などがありました。    

但馬長寿の郷・天文館バルーンようか(兵庫県養父市)

18:20 但馬長寿の郷

 今回の合宿では、兵庫県立但馬長寿の郷のロッジを2棟借りて2泊しました。

お値段もお手軽なので、合宿への利用等にもおすすめです。ロッジもとても快適でした。

 夜には、但馬長寿の郷と隣接する天文館バルーンようかを訪れました。

生憎天気が悪かったので星はあまり観察出来なかったのですが、

色々な種類の望遠鏡を見せていただき、貴重な体験になりました。

2日目(8月1日)

朝食

 2・3日目の朝食は予算の関係もあり、自分たちでパスタを茹でて食べました。

朝からパスタは少々胃にきつかったのですが、自分たちで作ったパスタはとても美味しかったです。

↑パスタを茹でる部員

 東京駅まで全員分のパスタを運んでくださった顧問の先生、本当にありがとうございました。

玄武洞・青龍洞

09:00 玄武洞・青龍洞など

↑玄武洞

 世界の「地質遺産100選」にも選ばれた玄武洞を訪れ、きれいな柱状節理を観察しました。周辺には他にも中国の四神に因んだ名前の洞窟があります。

 玄武洞では、ガイドの方に説明していただきました。玄武洞は、人口であるにも関わらず天然記念物に指定されています。また、玄武洞は玄武岩の名前の由来ともなっています。

11:15 玄武洞ミュージーアム

 玄武洞ミュージアムのレストランで昼食をとりました。

 玄武洞ミュージアムは、建物が六角形になっているなど柱状節理に関する展示が多く見られましたが、それ以外の鉱石や、化石などの展示も充実していました。

神鍋山

14:30 神鍋山

 火山が噴火した時にできるスコリア丘という地形で知られる神鍋山に訪れました。

 神鍋山は約2万年前の噴火でできたもので、標高は469.5mだそうです。

 思っていたよりも登りやすく、気軽に登れる山、という印象でした。

↑お鉢めぐりもしました。

八反の滝

 時間が思ったより余ったので、急遽八反の滝を訪れました。

落差が24mもあり、迫力がありました。

 2日目の夜は、ロッジの前で星空観察をしました。

少し曇っていましたが、星以外に人工衛星も観察できました。

3日目(8月2日)

鳥取大乾燥地研究センター

 3日目は朝から鳥取大学の乾燥地研究センターという施設に見学に行きました。

 世界各地の乾燥地の気候や生活に関する展示をガイドの方の説明を受けながら見せていただきました。

 また、アリドドームという乾燥地の気候を再現したドーム状の建物にも入れていただき、気温が高く湿度が低い気候を体感しました。気温は40℃を超えていたにも関わらず、湿度がとても低かったため、あまり暑く感じませんでした。

鳥取砂丘

 乾燥地研究センターを見学した後、鳥取砂丘を訪れました。

馬の背と呼ばれる丘のような部分まで歩き、風によってできた砂の後などを観察しました。

靴の中に砂が入って大変でした。

復路

 姫路駅まで貸切バスで運んでいただき、姫路駅から新幹線で東京に帰還しました。

 帰りの新幹線では、疲れで寝ている部員もいました。

振り返り

今回の合宿を計画するにあたり、「実際に行って自分の目で見て学ぶ」ということを意識して行程を決めました。個人的には予定通りに進み、現地に行くことでしか得られない数多くの発見にも出会えた、充実していた合宿だったと思います。

ご協力頂いた多くの方々、僕の愚痴を聞いてくださった部長様、本当にありがとうございました。

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