2022年、11月8日に月食が起こりました。部分食は18時9分から21時49分まで、日本の広い範囲にわたって見れるため、開けたところなら日本中どこでも見る事ができたようです。部分食の始まりの時に、南西諸島では月の高度が低いようでした。
さて、月食とはなんでしょうか?
簡単にいうと、ただ、月が、太陽の光を受けたの地球の影に隠れて、見えなくなるというだけです。要するに、月が食べられる(見えなくなる)ことです。今回は、月が地球の影に完全に隠れる、皆既月食でした。19時16分から20時42分に皆既月食が見られました。食の最大は、19時59分。
さて、月食では暗い赤に月が見えます。それはなぜでしょうか?
それは、太陽の光に含まれる多数の色のうち、赤い光は、波長が長く、散乱しづらいためわずかに屈折した光が月に届き、月が赤く見えるようになっているためです。
今後の月食観察の時には、月が赤いこともよく見てみるとよいのではないのでしょうか。
引用:http://www.astroarts.co.jp/special/20150404lunar_eclipse/how-j.shtml
ちなみに天王星食もあったって知ってましたか?
今回の天王星食は、月の右上から天王星が隠れてゆくものでした。「天王星は暗いので見れなかった」のだと自分を慰めています。
僕は見ることができませんでしたが、天王星食と皆既月食が同時に起こるのは442年ぶりです。是非この目で見たかったです…
2022 11/11.
<HP担当追記>
当日の皆既月食は多くの部員が写真撮影を行いました。その写真をいくつか紹介したいと思います。
最後に天文班長が撮影・編集した天王星が月に入る動画をどうぞ