2022奥多摩湖星空観察会

この記事では8月に行われた奥多摩湖での星空観察会の様子を書いていきたいと思います。

この星空観察会は、コロナの影響で中止になった合宿の代わりに実施されたもので、夜に集合し、星空を1晩中見続け、翌朝帰宅するという、地学部員以外絶対やる人がいなさそうな巡検です。

8/22(月)の19:00に奥多摩駅に集合。多分今までで一番集合時刻が遅い巡検になったと思います。ちなみに実施日が学校の講習期間中なので、学校の講習を受けてから直で来ている部員もいました。

夜19時の奥多摩駅

奥多摩駅からは路線バスに乗って奥多摩湖に向かいます。地学部員以外誰も乗っていませんでした。こんな時間にもバスを走らせてくださるバス会社さんに感謝です。

奥多摩湖の停留所で降り、少し歩いた場所で今回は観察します。近くにトイレと交番があるので何かあっても安心です。

奥多摩に着いて、当日観察できる星の説明を天文班員がして、いよいよ観察開始です。

と、言いたいところですが… 曇っていて一部の惑星しか見られませんでした。というわけでみんな雑談したりトランプしたりして遊んでいました。僕もトランプ持って行けばよかったな…

雑談を楽しむ中2部員。ちなみにペットボトル飲料の下に懐中電灯をつけたスマホを入れると綺麗に見えるのでおすすめです。

ちなみに待っている間、こんなことをやっている人もいました。

海城の校章(Kマークって呼ばれたり、KSマークって呼ばれています)ですね。

これはシャッタースピードを長くして、撮影している間に懐中電灯を動かすとこういう風に撮影することができます。コロナ前の合宿でも曇りの時にやっている人いたな…

ちなみに懐中電灯を回す時、左右反転させて書かないと正しい向きに写らないので意外と難しいそうです。皆さんもぜひやってみてください。

奥多摩湖に到着して約2時間半、少し晴れてきました。

北西方向の星空、だったはず。雲の隙間に星が見えますね。
南東方向に見えた木星(もしかしたら土星かも…忘れてしまいました)。奥多摩湖はダムと星空が一緒に撮れるのがポイントですね。

しかし、しばらく経つと再び曇ってしまいました。その後0時に点呼を行ったあと何人かの生徒は寝ました(寝袋を持参している人もいました)。

夏といえば蚊が気になって眠れないことで有名ですが(?)奥多摩湖にはあまり蚊はいませんでしたね。蚊取り線香を持参している人もいましたがただただ煙が発生しただけでした。それよりもゴキブリの方が多かったです。ゴキブリが多すぎて眠れない人もいました。ちなみにゴキブリを踏みつぶして殺している人もいました(凄い……)。

その後2時前後になると晴れるタイミングが多くなってきました。部員がとった写真をいくつか。

北の方の星空
先ほどの写真と同じ人が撮った写真ですが、シャッタースピードが長いので、星が伸びていますね。
北の方の星空。さてここで問題。この写真にはカシオペア座が映っていますが、どこにあるでしょうか。
ヒントはこの画像。上の画像を撮る直前に、ISO感度を下げて撮りました。
正解はこちら。難しいですね。しかし実際の星空で探すのはもっと難しいです。

しばらくするとまた曇ってきました。

雲の隙間から見えた月。スマホで撮ったので見えにくいですが。

最後の方はまた少し晴れ、オリオン座が見られるようになりました。夏にオリオン座を見たのは初めてだったり。

オリオン座と奥多摩湖

そして4時半ごろに観察は終了。といってもバスはまだ走っていないので顧問の先生が運転する車で駅に向かいます。1回では運びきれないので先生には何往復かしていただきました。本当にありがとうございます。

早朝の奥多摩湖。雲しか見えない空です。

そうして我々地学部員は奥多摩駅の始発電車・始発の次の電車で家に帰りました。講習期間中だったので直で学校に向かっている部員もいました。

以上で奥多摩湖星空観察会の報告は終わりです。ありがとうございました。次からは早く報告記事を出せるように頑張ります。

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